市の展示会などに出品してきた私にとって、地元の名所を題材にすることは 郷土愛をアピールするチャンスと捉え、２０１９年のテーマを「ゆずる鉄道」としました。箕面市の名所は「明治の森 箕面国定公園」で、標高１００～６００ｍの大阪府箕面市北部山地に広がる自然公園です。落差３３ｍの箕面大滝からの渓谷沿いの滝道は、秋の紅葉狩りの行楽客でにぎわいます。その渓谷沿いに＂観光列車＂を走らせては？という夢をジオラマで実現しました。箕面の名産「ゆず」にちなんだ ゆるキャラ「滝の道ゆずる君」から、観光列車の名前は「ゆずる鉄道」です。観光スポットである「昆虫館」や「瀧安寺」「唐人戻岩」などを配し、滝つぼに至るまでを順に紹介していきます。

まずは概略図です。右手の 滝つぼからの流れは左端の箕面駅に向かい、渓谷に沿って滝道と「ゆずる鉄道」が走っています。色分けした順に製作過程を紹介していきます。トップページのサブページからご覧ください。

ジオラマの全体写真です。右下に、新駅「箕面滝下駅」を地下空間に作っています。